目次
市民革命論は「消滅」したのか
「ルソーの立憲主義」をめぐって
蘇える革命思想家ジェラード・ウィンスタンリ
法・権利・財産
多文化主義と「家族の名誉のための殺人」
二十一世紀、社会科学の根本的新課題
フランスにおける憲法裁判の性格
ロシア連邦憲法裁判所の法的見解についての一考察
張作霖爆殺事件の責任
明治政治神学覚書
ヴァン・デル・ルッベ法における遡及処罰法理の史的構造
戦前のわが国労働法理論の系譜と特質
労働法の特質と法解釈方法論
米軍駐留と基地
近代社会思想が語る自然と社会の「混合状態」と二つの市民社会論の展開
放送法における政治的公平と憲法
公務員の市民的政治活動の自由と民主主義
傷ついた公共性と「社会的なもの」
女性運動と日本国憲法
民主主義の諸相
近代の人とその権利から導かれる擬制的論理による統治機構論の試み
「法律家」間の社会的分業に関する雑感
福島原発事故と生命権・生存権
東日本大震災・福島第一原発事故と憲法
「未来への責任」と憲法
東日本大震災と原発事故のなかで考えたこと
長谷川法学の特質
ML主義をめぐる未済の「討論」に向けて
科学的憲法学または法学の一方法
憲法学の方法と歴史的考察の視座
『憲法学の方法』(一九五七年)の成立
長谷川憲法学と判例研究・覚え書き
人権批判の方法について
憲法解釈方法論争・再訪
長谷川憲法学と比較憲法史研究
再び「長谷川憲法学と社会主義法研究」をめぐって
比較憲法学と長谷川正安
長谷川憲法学におけるロックとベンタム
長谷川正安の『象徴天皇制論』簡見
憲法の「歴史的発展」史観に立つ憲法九条と永世中立論の再考
「二つの法体系」論の今日的意義と課題
日米安保五〇年と「二つの法体系」論
長谷川正安憲法学と日米安保体制の現状
長谷川憲法学における基本的人権研究
長谷川憲法学における基本的人権と「社会」
思想・良心の自由の学説史
長谷川正安「政党論」
長谷川正安の教育法論と「国民の教育権」論克服の課題
長谷川憲法学と部落問題
長谷川理論と労働者の経営参加
長谷川憲法学における議会
衆議院の自律的解散権論・再訪
長谷川憲法学における地方自治
長谷川教授の憲法研究の出発点
二つの憲法との格闘
田上ゼミの腕白息子
長谷川さんのマルクス主義法学への想い
さびしさをのりこえて
長谷川正安先生に捧げる
長谷川先生と宮木特派員、そして私
追想
おそるおそるの長谷川正安先生
正安さんの三つの顔
一国際法研究者が長谷川法学から学んだこと
不出来な弟子たちにも寛大だった先生
時は流れ、人は去る
長谷川正安・利谷信義「日本近代法史」について
長谷川先生とのお付き合い
長谷川憲法学について思う
長谷川憲法学と私
『法学論争史』第四章覚書
労働者の思想の自由とは何か
「憲法運動」論にも足跡
日本民主法律家協会と長谷川正安先生
常に先を歩く「正安」先生
正安先生との思い出
長谷川正安先生を偲ぶ
人間・長谷川正安先生の想い出
幻となった先生の最後の講演