目次
企画趣旨
障害のある人の刑事弁護 : 事例報告を中心に
「治療的司法・正義」の議論のために : ケアとジャスティスの統合をとおした問題解決のための理論・実践・制度
「治療的司法」の今とこれから : 日本における更生支援型刑事司法を考える
司法と支援の連携 : 国際比較と地域での回復支援の観点から
司法における「治療的な」関係とは : 臨床心理の視点から見た治療的司法
ストーカー対応の現状と課題 : 司法臨床の展開 第5報
司法面接の新展開 : 外国人を対象とした司法面接の取り組み
犯情と一般情状のあいだ : 刑事法と心理学との協働の可能性
司法における多専門・多職種連携と心理学 : 外国人被告人の心理査定
改革がすすまない3つの課題と人権に対する市民意識 : 研究と教育のアプローチの可能性について
取調べ録画動画の提示方法が自白の任意性判断に及ぼす影響 : 日本独自の二画面同時提示方式と撮影焦点の観点から
刑事司法に対する態度尺度の作成と信頼性・妥当性の検討
量刑判断にもたらす心理的距離の影響 : 事件の発生時期に着目して
共同生活中のけじめ行為から傷害致死罪に問われた被告人Aの心理学的鑑定 : 事例報告
著作権侵害事件の客観的性質・主観的評価と取り締まりへの支持の関連
浜田寿美男/責任編集『シリーズ刑事司法を考える 第1巻 供述を巡る問題』
東アジア法心理学会2017台湾
法と心理学会第18回大会大会発表賞の紹介
<特集>「治療的司法・正義」の実践と理論