Rokoさんの書評 2022/11/23 5いいね!
自分が日常で何の気なしにやってしまっていることが、環境にとって良いことなのか悪いことなのか、この本を読みながらいろいろと考えさえられました。思い出してみると、子どもの頃、わたしの家には冷蔵庫はあったけれど、洗濯機もエアコンもありませんでした。夜遅くまで営業している商店や飲食店などなくて、宅配便もなくて、だからエネルギー消費量は今よりずっと少なかったのは間違いありません。
わたしたちは便利さと引換えに環境を破壊してきました。いまだに大きなビルを建てることが良いことだと信じている愚かな人達もいます。だからこそ、わたしたちひとりひとりが選択していかなければいけないのです。無駄な開発や、弱者から搾取するような企業を排除する行動に出れば、おのずと世の中は変わっていきます。「売れないものは作らない」それが市場原理ですから。
それってホントにエコなの?という疑問を常に持ち続けること、それしか地球環境を守る方法はないと思うのです。
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