紹介
普通に働いて、普通に生きたかった。
その「普通」が、いかに手に入れるのが困難なものかを知った──。
月給12万、社会保険なし、休みなし。
エロ漫画雑誌の編集者としてブラック企業で働き、心を病んで自殺未遂。
仕事を失い、生活保護を受給することに。
自由もなく、未来の見えない絶望の中、
ふたたび巡り合った「漫画の編集」という仕事で運命を拓こうとするが……!?
「引き込まれる」「他人事じゃない」「生き様に励まされる」と
反響を呼んだ傑作ノンフィクション。
尾崎世界観氏推薦!
「これは『底』が『そこ』になって、
『ここ』になるまでの、静かな絶望の記録。」
格差が進んだ今の社会には、貧困で苦しむ人が多数いる。
死ななくてよかった、この国に生まれてよかったと
思いたいのだが、それは贅沢だろうか。
(「文庫版によせて」より)
解説 せきしろ
装画 嘉江
カバーデザイン 惣田紗希
目次
第1章 精神障害、生活保護、自殺未遂
第2章 ケースワーカーとの不和
第3章 「お菓子屋さん」とクリニックのビジネス
第4章 漫画の単行本をつくる仕事
第5章 普通に働き、普通に生きる
第6章 ケースワーカーに談判、そして
第7章 人生にイエスと叫べ!
おわりに
特別収録 コミック「女編集者残酷物語」
文庫版によせて
解説 せきしろ