目次
目 次
第1章 風水と風水トラベル ……5
1 風水と「気」……6
2 風水と幸せ ……8
3 風水と龍脈、パワースポット ……11
4 風水と風水トラベル ……13
5 風水と吉方 ……15
6 風水と悪い方位 ……19
第2章 北海道2つの祖山 ……23
1 東と西の龍脈ルート ……24
・祖山付近のパワースポット
(1)旭岳(上川町)……32
(2)層雲峡と黒岳(上川町)……41
(3)倶知安神社と羊蹄山(倶知安町)……44
(4)半月湖(倶知安町)……48
第3章 蝦夷富士三山レイラインの謎 ……53
1 三つの蝦夷富士 ……54
2 蝦夷富士三山レイライン ……56
・蝦夷富士三山レイライン上のパワースポット
(1)利尻島と姫沼(利尻富士町)……62
(2)忍路・西崎山ストーンサークル(小樽市・余市町)……67
(3)穴岩不動明王(赤井川村)……73
(4)虻田神社(虻田町)……76
(5)砂原稲荷神社(森町)……79
第4章 風水パワーの強い神社 ……83
(1)開拓神社(札幌市)……84
(2)伏見稲荷神社(札幌市)……89
(3)豊滝龍神(札幌市)……92
(4)太田神社(せたな町)……96
(5)大沼駒ヶ岳神社(七飯町・大沼公園内)……100
(6)旭川神社(旭川市・東旭川)……104
第5章 山龍と水龍―山あいのパワースポット、水辺のパワースポット ……107
A 旭岳ルートにあるパワースポット
(1)阿寒湖周辺とヤイタイ島 ……109
(2)知床 ……119
(3)摩周湖と神の子池(清里町)……133
(4)然別湖(鹿追町)……137
(5)霊木・千本ナラ(石狩市浜益区)……141
(6)雨霧の滝・女神の滝(美深町)……144
(7)アポイ岳とエンルム岬(様似町)……148
B 羊蹄山ルートにあるパワースポット
(1)円山(札幌市中央区)……154
(2)豊平峡(札幌市南区)……157
(3)アシリベツの滝・鱒見の滝(札幌市南区)……160
(4)神威岬(積丹町)……163
(5)神仙沼(共和町)……168
(6)洞爺湖・中島と有珠山、昭和新山(洞爺湖町・壮瞥町)……172
付表1 本命星一覧表 ……186
付表2 月別吉方一覧表 ……188
前書きなど
あとがきに代えて
前著「らくらく風水トラベル・北海道編」の読者の皆さん、テレビ番組視聴者の皆さん、鑑定をさせていただいた皆さん、そして風水講座、易講座の受講生の皆さん。
長らくお待たせしました。ようやく念願の本著を、しかも今回はオールカラーでここにお届けさせていただきます。
前著で「五行だ九星だと言っても、吉方の取り方はさっぱりわからん」とお叱りいただいたKさん、「巻末資料の見方がややこしい。もっとわかりやすくせんかい」とご指導いただいたYさん、「風水エネルギーの強い場所をもっともっと教えて」とわざわざ電話をいただいたOさん。今回はめんどうな風水理論はさておき、観光にも活用できる風水パワースポットのガイドブックとして「できるだけわかりやすく」を念頭に執筆しましたので、さあ、どうぞご覧下さい。
さて、このパワースポットです。
筆者自身も驚きと戸惑いに終始している昨今ですが、単なる偶然か、はたまた神か悪魔の悪戯か、本著の執筆中にいきなり発生したこのパワースポット・ブーム!
テレビや女性週刊誌でパワースポットという言葉が見られ、あれっ? と思っている内に、パワースポットという名前が一人歩きしだし、関係の本が次々と出版されていきました。
もちろんちゃんとした風水理論に基づくパワースポット本を真面目に執筆されている先生方もいらっしゃる反面、中にはブームを当て込み、雑誌やネットで噂の流れている情報を吟味もせず集めただけ、なんていう粗悪情報書を見かけたのも事実です。現に、筆者が取材に伺ったある場所の観光協会では、「そういえば先日東京のある出版社から、今企画中のパワースポットの本におたくの○○○湖を掲載したいので、写真を貸してくれというファックスが入ってましたよ。当地としてはありがたい話ですが、本当にパワースポットかどうか実際に現地を見もせず本に書いたりして大丈夫なんですかねえ」なんて話をお聞きしてびっくりしたこともあります。
このパワースポットブームの影響か、筆者の所にもテレビ番組の出演や講演、またパワースポットツアーの企画等々、色々な方面からお話もいただき、そんな中での本著の出版、「今まさに時を得たり」と心強く思う反面、「この加熱したブーム、ほんまにこんなんでええんやろか?」と一抹の不安も抱いている次第です。
ともあれ、最終判断を下すのは皆さんです。
前著のあとがきにも書かせていただきましたが、風水は「動いてなんぼ」の世界。まずは皆さん自身でその場所に行かれ、そこで美味い物を食べ、温泉に入り、そしてそこの「おいしい気」を存分に味わい、「なるほどこれがパワースポットか」と感じていただければと思います。さらに欲を言えばこのブームが、そして本著が北海道の観光誘致につながり、本州から道内のパワースポットを求めて来る観光客が増えてくれれば、筆者としてこれ以上の喜びはありません。
なお、最後になりましたが、本著取材のため貴重なお時間をいただいた阿寒湖、利尻、知床斜里、洞爺湖、様似、余市ほか各地の観光協会や役場担当、施設担当の皆様、厳しい状況にもかかわらず「どうしてもカラーでやりたい」との筆者の希望をお聞きいただき、力添えをいただいた柏艪舎の山本光伸氏、谷越印刷の谷越律夫氏、多忙の中巻末資料のチェックをお願いした内田佳宏氏、原稿の転載を快諾いただいたプラントマガジン社様、そして本著の編集・校正全般を担当いただいた熊木信太郎氏に、心よりの謝辞を捧げます。
平成23年3月風水の日
風水研究家 大谷 修一