目次
はじめに
第一章 親業の方法
第一節 コミュニケーションを学ぶということ
第二節 なぜ親子の間に溝ができるか
第三節 親は自分の気持ちを整理する必要がある
1.「行動の四角形」を作る
2.受容と非受容を分ける
3.受容できる行動を、さらに二つに分ける
4.「問題の所有者は誰か」が明確になる
5.問題を解決できるのは、「問題の所有者」
6.受容線は変動する
第四節 子ども自身が問題解決できるように支援するコミュニケーション
1.支援する方法は話を聞くこと
2.能動的な聞き方
3.いろいろな事例から
4.態度や表情から聞くこと、それも「気持ち」から聞くこと
5.能動的な聞き方は言葉を育てる
6.能動的な聞き方が「うまくいく」ということ
第五節 親が自分を援助するためのコミュニケーション
1.親の気持ちが伝わらない対応
2.親の気持ちが率直に伝わる対応
第六節 対立を解く−第三法
1.わたしメッセージで解決しない場合
2.対立があるということ
3.どちらかが勝つ解決方法
4.第三法が使える場面
5.第三法のやり方
6.いろいろな事例から
第七節 価値観の対立
1.模範を示す
2.コンサルタントになる
3.自分が変わる
第八節 環境改善
第九節 問題なし領域の活用
第二章 親業と出会って
第一節 親業で変わった親子関係
1.あるがままの子どもを受け入れられるようになって
2.親としての軸が定まる
3.親が変われば、子が変わる
4.深刻な問題も親業で乗り越えて
5.予防効果を発揮する親業
第二節 自分の親との関係の見直し
1.母からの祝いの言葉を乗り越えて
2.親業で母への思いを整理して
第三節 子どもから見た「親業を学ぶ親」
1.親業を習っているお母さん
2.親子の会話から
3.インストラクターの母親の講座を受講して
第四節 自分業としての親業
1.親業で自分の育て直しを
2.人間回復宣言としての親業
3.これからの人生のために
第三章 いろいろな場面で生かされる親業
第一節 いろいろな分野に生かされる親業
1.看護ふれあい学として
2.教師学として
第二節 男性の視点から
1.父子家庭で
2.ビジネスマンが学ぶ
3.夫婦のコミュニケーションに変化
第四章 親業とは何か
第一節 親業の成立と発展
1.アメリカでの誕生
2.日本での成立と発展
第二節 親業の特徴
第五章 親業の今後の展望
第一節 親業の現状と課題
1.効果の数量化
2.親業の効果とは何か
3.いろいろな親のための体験学習としての存在価値
4.親業訓練のもつ意味の変化
第二節 親業への期待
1.虐待防止プログラムとして
2.教員養成プログラムとして
3.看護、介護の現場でのコミュニケーション能力向上を示す資格提供を
4.あらゆる人が「自己実現」を
5.新たな「正」の連鎖を求めて
おわりに