目次
イントロダクション
1 イメージ――電気が思考に対し行ったこと
ライプチヒの接吻 電気の啓蒙=光の約束
琥珀と雷雨と私たちの神経のなかの同じ短い流体
電流を測ることによって 観念のイメージ
2 観念――事物をそれ自体と比較するために
潜在的な力のおかげで 多かれ少なかれ 力のおかげで
ニュートン以後の落ち込み イメージの観念
3 概念――「すべてを強さ=激しさのなかで解釈しなければならない」
強さ=激しさという例外 野生的な例外 例外が法則になる
すべてを強さ=激しさで解釈するために 強さ=激しさを保持するために
4 道徳的な理想――強い=激しい人間
新タイプの電気人間 放蕩者、神経人間 ロマン主義者、雷雨人間
ロック歌手、電化された青春期の若者 形容詞的な道徳、副詞的な倫理
5 倫理的な理想――強く=激しく生きること
強さ=激しさのブルジョワ化 第一の策略――変異することによって
第二の策略――加速することによって 第三の策略――「初体験信仰」
崩壊にいたるまで
6 反対の概念――ルーチーン効果
強さ=激しさの論理がある 変異するすべてのものにおいて何かが減少する
増加するすべてのものの中で何かが減少する 第一回目がますます小さくなる
もはや生に残されているのはその反対物を望むことだけである
7 反対の観念――倫理的な鋏に挟まれて
生は強く=激しくし、思考は平等にする 英知のおかげで
救済のおかげで ジレンマ 行き詰まり
8 反対のイメージ――何かが抵抗する
ソウルのイヴ 電子の約束 どちらの肩も持たずに
思考の観点から、生の観点から 幸運
謝辞
訳者解説
第一節 トリスタン・ガルシア紹介
第二節 『激しい生』を読む
第三節 方法叙説
結びに代えて
人名索引