目次
『東京人』が生まれたころ 新幹線と東京オリンピックの時代 遊園地へおでかけ 「レンガの街」から「オリンピックの街」へ 変わる東京、あの町でもまた 東京駅という文化 銀座憧憬 多摩で育った新しい子供たち 居酒屋文化から見える東京 大衆食堂で一杯 明治維新の敗者にとってのフロンティア 水の東京 荷風と城東電車 荷風の如く、快晴の川辺を 東京の西をタテに走る川沿いを行く かつて印刷所があった町 ガスタンクが見えた宿場町 乱歩が暮らした町 文士が体験した関東大震災 川を愛した作家たち 物語を生んだ坂 中野区に住んだ作家たち 文学と映画に描かれた日比谷公園 銀幕のなかの闇市 失なわれた日暮里への思い 大塚という町の記憶 現代作家の描く三鷹 労働者たちへのレクイエム 荒木町、花街の面影を追って