紹介
年を重ねることが、楽しくなってくる本! “50代以降の生き方”の教科書、第3弾(「老いに親しむレシピ」シリーズ)。ベストセラー『酒好き名医が教える最高の飲み方』著者で、お酒と健康を軸に活動する酒ジャーナリストでありながら、お酒におぼれかけて体調を崩した著者が編み出した、人生を変える飲酒コントロール術「操酒」を初公開。健康のことが気になるから「お酒をやめようか……」と思われているあなた、ちょっと待ってください!禁酒でも減酒でもない「操酒」という飲み方をご存じですか?医師や家族に指摘されて嫌々始める「減酒」「禁酒」と違って、お酒をやめることなく「一生健康的にお酒を楽しむ!」をモットーに、お酒に関するゆがんだ考え方に気づき、意識、行動、そして習慣を変えていく飲酒コントロール術が「操酒」です。「操酒」は本書の著者で酒ジャーナリスト葉石かおり氏がつくった造語ですが、その効果は抜群。飲みすぎで入院直前になるまで体調を崩していた葉石氏は「操酒」によって血液の数値がすべて基準値に戻り、8キロの減量にも成功しました。「操酒」は、著者自らの身体を実験台にしてその効果に確証を得た、自信をもってお勧めできるメソッドなのです。今や人生100年時代。少しでも健康でいる時間を長くし、健康寿命はもちろん、お酒好きなあなたなら「飲酒寿命」も延ばしたいですよね。それを可能にするのが「操酒」です。一日も早く取り組んで、カッコいいアクティブ・シニアを目指しましょう!
目次
【はじめに】「操酒」は一生健康でお酒を楽しむためのメソッド
・巻頭チェック!あなたのお酒の飲み方は、本当に大丈夫?
・飲酒習慣を判定するスクリーニングテスト
【序章】人生を豊かにする老いとお酒の楽しみ方
・高齢者のアルコール依存は“暇時間”が大敵
・定年後の男性がハマりやすいお酒への依存
【第1章】きちんと知っておきたい飲酒の疑問Q&A
・Q「酒は百薬の長」……じゃないって本当?
・Qお酒に「強い人」と「弱い人」、何が違う?
・Qお酒の強さは遺伝子で決まっていて、変えることはできない?
・Q休肝日を設ければ肝臓への負担は減らせる?
・Qなぜ二日酔いになるの? 解消法はある?
・Q二日酔い対策に「迎え酒」が効果ありって本当?
・Q年をとるとお酒に弱くなるって本当?
・Q「糖質オフ」のお酒は血糖値対策に効果はあるの?
・Qお酒は血圧を下げるって本当?
・Qお酒を飲む人に肥満が多いのはなぜ?
・Qお酒を飲む人は中性脂肪が高くなるのはなぜ?
・Q健康診断対策にどれくらい禁酒すれば効果があるの?
・Q「減酒外来」へは、どんなときに行くべき?
【第2章】お酒“沼”にハマらないための心がまえ
・依存症になりやすいタイプはこんな人
・喪失体験の多い“更年期以降の女性”ならではの解決法
・検査数値結果に現れるお酒の影響
・ストレスも不眠もお酒に頼らない習慣を
・アルコール依存症の治療に用いる「認知行動療法」
【第3章】健康長寿のための体によい飲み方
・「オイルファースト」で二日酔い・悪酔いを予防
・飲酒による肥満予防に効果ありの食材6品
・お酒と飲む「水」はこんなに大事!
・それでも二日酔いになったときの改善策
・サプリ・漢方の選び方と活用法
・遺伝子検査で自分のアルコール耐性を知ろう
【第4章】お酒好きに贈る「操酒」という飲み方
・「操酒」で人生をより豊かなものにする
・「操酒」五か条その1 寂しく飲まない
・「操酒」五か条その2 お酒以外の楽しみを探す
・「操酒」五か条その3 お酒は、「ハレ」の日の飲み物にする
・「操酒」五か条その4 家にお酒をストックしない
・「操酒」五か条その5 目標設定は「ゆるめ」かつ「具体的」に!
・番外編1 安価なお酒より、ちょっと贅ぜい沢たくなお酒を選ぶ
・番外編2 目標を「書き出す」ことで決意を強化する
・番外編3「べき思考」にとらわれないようにする
・番外編4 酒量はアプリで管理する
・「操酒」は世界的潮流にあった新時代の飲み方
・「操酒」が人生にもたらすもの
【あとがき】「操酒」でカッコいい“アクティブ・シニア”を目指しましょう!