目次
相殺の抗弁と重複訴訟の関係をめぐる判例の変遷
他人間の法律関係の確認の訴えの適法性
第三者が親子関係の存否等に関する訴えを提起する場合の「法律上の利益」について
交互尋問制度の再構成試論
控訴審における訴えの変更に関する諸問題
新株発行無効の訴えにおける無効原因
株主総会決議等の「瑕疵の連鎖」再論
株主総会の瑕疵の連鎖をめぐる実体法と手続法の交錯
国際民事訴訟における判決抵触の意義
執行債権者適格の基礎に関する一考察
三ケ月承継執行理論に対する疑問
間接強制と他の執行方法の併用
子の引渡しの強制執行の現状と課題
差押債務者への弁済の効力
電子記録債権の発生と原因債権に対する転付命令の弁済効
破産債権の順位に関する一考察
倒産手続における債権の優先性決定の〈授権〉構造
破産管財人と相続財産清算人
破産手続開始前に生じた実体法上の義務の破産管財人への承継・変容について
弁済禁止の保全処分と債務不履行解除
破産手続における「賃貸借契約」の取扱いに関する一試論
否認の効果としての差額償還請求について
清算価値保障原則の実務的意義と機能
民事再生手続と手続開始申立ての濫用
再生管財人および再生債務者の源泉徴収義務について
詐害行為取消権の10年後廃止論
担保価値維持義務と倒産手続
「担保法制の見直しに関する中間試案」における倒産手続上の論点の検討
将来債権譲渡担保の再生手続開始後の効力
「集合債権」論・再考
信用機会の適正化と小規模企業の再建可能性
イギリスの「会社再編計画〈Restructuring Plan〉」にみる裁判所の役割
レシーバーシップ再考
「包括的」倒産処理から「選択的」倒産処理へのパラダイムシフト
アメリカ連邦倒産法の363セールにおける不動産賃借権の消除の可否
事業再生プロセスにおける裁判所関与のあり方
担保の過剰性
株式の準共有と令和3年民法改正
相続の単純承認の法的性質と民法921条1号・2号の構造理解
少数株主による株主総会招集請求における総会の目的事項・許可申立ての審査
代表取締役解職決議における特別利害関係
政策実現・形成に係るADRの再構成へ向けた覚書
フランス商事裁判所の存在理由
「寅さん」を知らない世代への「取り残さない教育」のあり方