目次
一九八〇 (昭和55) 年 「共同体」への問い直し
喪われた"共通理念"を求めて
一九八一 (昭和56) 年 制度としての<子ども>
なぜ?障害者
『季刊児童文学批評』創刊のことば ぞうもかわいそう
事物の不思議
政治と児童文学と国語教科書
飛ぶ教室・創刊のことば 児童文学とは何か. 1-2
一九八二 (昭和57) 年 圧殺される子どものまえで児童文学は可能か
異議あり。なぜ子どもを<異文化>とするか
イメージを歪形する子どもたち
一九八三 (昭和58) 年 たたずむ場所
80年代の中学生と児童文学の課題
七〇年代の児童文学をふりかえる
新しい波をめざして
だれも知らない
日本語と「幼年童話」
一九八四 (昭和59) 年 子どもの論理・変革の意志・理想主義について
失語の時代に
子どもの"同伴者"たる大人の像を
一九八五 (昭和60) 年 児童文学における<成長物語>と<遍歴物語>の二つのタイプについて
子どもの詩の現在
豊饒な子どもの時間の中で
なぜ子どもの本か
子どもたちの変容
一九八六 (昭和61) 年 児童文学と娯楽性
一九八七 (昭和62) 年 『子どもという主題』あとがき
感動の向こう側へ
初潮という切札
異質のイメージ。あるいは誤読への誘い
現代児童文学の方法
希望が生きのびていく道すじ
一九八八 (昭和63) 年 気持ちいいものとしての女の子の性
一九八九 (平成元) 年 「うわさ」としての怪談
現代文学の中の子ども像
一九八〇年代の評論と研究
解題