目次
一九五五 (昭和30年) 「児童文学とは何か」の二、三について
児童文学の本質
児童文学の戦後十年
ひとつの反省. 1-2
一九五六 (昭和31) 年 少年少女説論
「集団・生活主義童話」覚え書
一九五七 (昭和32) 年 この狭さをうち破れ!
児童文学における近代性への疑問
痛い、痛い、痛いばらのとげ
「くもの糸」は名作か
「児童文学者の戦争戦後責任」への疑問
慢性的不況の創作児童文学
民話とその"再話"について
児童文学の本質. 1
一九五八 (昭和33) 年 児童文学の概念をかえよ
異質の児童文学を
不幸なソノトオリメの見かたでは
明るさもあるはず
よい芽にも光りを
児童文学の冒険のこと. 続
児童文学の不振
児童文学時評
児童文学者の生活と意見 "飲み屋"の項に疑問
シズカニワラウ
児童文学者の分布と世代感
腰をすえるために
児童文学界の課題
児童文学の動向
童話と大人たち
児童文学の本質を考えなおそう
一九五九 (昭和34) 年 少年の理想主義について
児童文学における創造性
民話の再話と再創造
解説(『新選日本児童文学一』)
未明・広介は否定できるか
"俗悪児童文学"を弁護する
幼年文学における現実と空想の間
さよなら未明
一九六〇 (昭和35) 年 迷信を打破るために
創作児童文学のひとつの打開点
近代児童文学を批判
実験室まで見せるな
「子どもと文学」を批判する
きく童謡・みる童話
子どもは歩む
童話今日の問題
一九六一 (昭和36) 年 坪田先生へ
「暗い谷間」の小川未明
戦後の小川未明の思想
自分のうちにある伝統の戦いを
日本児童文学におけるナショナリズムの系譜
一九六二 (昭和37) 年 幼児の心、幼児のことば
昭和→戦後
一九六三 (昭和38) 年 新人作家の方法とその可能性
児童文学と社会性テーマ
現代子ども屋気質
一九六四 (昭和39) 年 大衆児童文学論
実感的道徳教育論
児童文学とはなにか
現代児童文学への問い
日本児童文学・現在の問題
リアリズムの可能性
昭和三十年代の評論と研究
解題