目次
縄文・弥生時代の農耕を土器から探る
古墳時代の女性被葬者と女性埴輪
遺物が物語る古代の文化交流
「万世一系」の天皇観と宇佐八幡神託事件
『紫式部日記』からみた「国風文化」という「文化」
「望月の歌」再解釈による藤原道長像の変化
疫病は常に〈外〉からやって来る
「悪左府」藤原頼長の性と政治・学問
民衆の視点で捉える荘園制研究の現在
本拠景観から捉える中世武士の地域支配
「騎馬武者像」の破格
幕府論の新展開
酒屋や土倉が税を払わない理由
家印署判からみる中世地下の世界
生き続ける惣国一揆のかたち
地誌にみる近世地域社会形成期の村落開発
「禁中並公家中諸法度」第一条にみる近世朝廷の特質
辞令書にみる近世琉球の支配構造
浄瑠璃に映し出された江戸時代のジェンダー規範と理想
宗門改帳からみる宗名論争
明治の回想録にみる村の"一揆経験"
「異国船打払令」と「薪水給与令」からみる藩・地域社会の海防
松浦武四郎『近世蝦夷人物誌』と歴史資料
起請文からよみとく配流キリシタンの改心
開港場・外国人居留地の歴史をひもとく史料
明治期政治家私文書のなかの「書類」
地域に残された歴史資料と評伝から近代日本をみる
新聞史料からみる民衆運動
桂新党をどう捉えるか
史料としてのマニュアル
女性公民権の訃報を知らせる
帝国日本の肥やしと餌
中国側は満蒙開拓団をどうみたか
韓国軍へ継承された日本植民地下の軍事経験と口述資料
裁判史料から捉える敗戦直後の民衆運動
労働省婦人少年局作成の紙芝居
複数の史料からみえてきた「チャイナ部隊」
「現代絵農書」から農村の歴史をよみとく
合唱からよみとく戦後日本