目次
I 古代・中世の宇宙観
1 古代天文学と宇宙観——四大文明と新大陸
2 天文学の発祥と地球環境
3 ギリシアの宇宙観——天動説と幾何学的宇宙
4 中世の宇宙観
II 太陽中心説から恒星の世界へ
5 太陽中心説とコペルニクス革命
6 精密観測にもとづく真の惑星運動の発見——ティコとケプラー
7 宇宙像の拡大——望遠鏡の発明と万有引力の法則の発見
8 地動説の検証から恒星天文学の誕生へ
III 天体物理学と銀河宇宙
9 新天文学の台頭と発展
10 太陽・星の物質の解明へ
11 銀河系と銀河の発見
12 宇宙膨張の発見とビックバン宇宙論
IV 宇宙における人間の位置
13 太陽系像の変遷
14 私たちはどこから来たか——地球外生命を求めて
15 万物の尺度の探求——メートル法の制定と測地学の誕生
16 宇宙観の表現法——星表と星図の歴史的変遷
附録
A 新しい宇宙観の幕開け
B ETIは本当にいるのか——第14章への補遺