目次
先延ばし 妄想的活躍譚 世の中の成分 自意識クライシス 最軽量の「あげる」 行いと姿勢 春は眠い 数字を越えろ 技術の範囲 わからないからおもしろい シンカン先生 弁当三十六景 寂しさの考察 繰り返す人 創作される運命 真冬の格闘 エコ資質条件 密やかな趣味 いつでも病気恐怖症 乗っ取られる 男子と女子 特別な食事 今日も迷走を続けるのだ 日々の食事 妥協と挫折の産物 もてなしの食事 一か八か…… 憧れの食事 規則正しくもりもりと 女の手 誰かがそこに ビックリチキンカツ さるすべり 猫は逃げちゃった 999効果 その本当は本当か モチモチの木 雨月物語 不規則な線 時代小説の魅力 燃えよ剣 今和次郎-人々の営みへのまなざし まるまる一冊 散歩するように江戸を読む 居座る女、籠もる男 孤独を不服とする人へ 林芙美子『放浪記』 旅先で開く本 貧乏と百閒 三万円で本買い放題 いい気になるな 『漂砂のうたう』のこと 物語は潰えない 駆け寄ってきた過去 こればっかりは性分で 聞く人、語る人 コレハ、ナニカ? 内なる言葉 おさまるめい 奪われしのち 現実から物語が生まれる瞬間 「なんとかかんとか、やってます。」二〇一一年年賀状のひとこと 人間のたった一つの務め